今日はたまりにたまったストレス解消のための小旅行。
時期はまだ少し早いが桜の名所奈良県は吉野へ。
しかしこの日予約した宿がかつて無いほどの最強さで我々家族に襲い掛かる!
この宿で発生した数々の不具合を以下に記す。
1、到着するなり、しばし放置・・・後、いかにも接客に慣れていない宿の青年が置いていた荷物を持ってくれたが一言「重…」
⇒子供の荷物が多々あって重かったかもしれませんが心の声をリアル声に出してはいけません。
2、部屋に連れて行ってもらうが扉が開かない!「あれ?!鍵が・・・」と一生懸命ガチャガチャと引いていたが押したら開いた・・・
⇒引いてだめなら押してみな。
3、部屋に通され放置・・・、チェックインもしてないし鍵ももらってないのでフロントで聞くと「えっ?!チェックインまだだったんですか???」
⇒スルーパス・・・
4、食事まで少し時間があったので風呂にでも。大浴場はどこ?「今修理中で7時くらいまでかかってしまうかもです。申し訳ありません。」
⇒しょっちゅう壊れているらしい。
5、宿のパンフレットが見つからないので部屋担当のおばさんに聞くと「今持ってきます。」
⇒持ってこず。というか部屋の備品や宿の説明も一切無し。食事の時間は聞かれたが飲み物なども聞かれず。。。
6、とりあえず子供を寝かせる時間もあるので部屋風呂に・・・
⇒浴槽に無数の髪の毛が・・・
7、蛇口をひねる・・・
⇒お湯でない
8、換気扇・・・
⇒回ってない
9、部屋担当のおばさんに聞く
⇒風呂は別担当だからわからない
10、風呂担当来る
⇒「今一生懸命直してます。」
11、食事が運ばれてきたのでロビーで見つけた自動販売機のビールを買いテーブルに置く。それを見た部屋担当「ビール持ってきたんですか?」、私「ロビーで買ったんですけど。」部屋担当「え~ビール売ってるの?!」
⇒ナゼ知らない?!普段コーヒーとかしか買わず気づかなかったとか・・・んなアホな!
12、「部屋の冷蔵庫でビールとか冷やしておけますよ。」
⇒冷蔵庫に動いている気配が無い。
13、まあまあな食事を終え、片付け呼ぶ。
食器を2、3点忘れて部屋に放置。
14、子供を風呂に入れるのを諦め寝かせようと試みる
⇒押入れの布団がグチャグチャ・・・
15、そろそろ大浴場の風呂に入れるかとフロントに電話して聞くと「今女性風呂に男性が入ってしまって貸しきり状態なんですよ。出るまで待っていただけますか?」
⇒もはや意味不明。
16、30分後再度電話、今度は入れるとの回答でやっと風呂へ。とりあえず大浴場に行き、体を流そうとシャワーをひねる。
⇒出ない・・・
17、隣のシャワーへ
⇒「シャワー出ませんよ。」他のお客さんにご教示いただく。
18、湯船に入る。
⇒ぬるい・・・下のほう冷たい。
19、私を含め客4名でこのぬるま湯に浸かる。
⇒次第にこの宿のグチ大会。
20、そのうちの一人が露天風呂に果敢にチャレンジ!
⇒震えて帰ってくる。「外の露天風呂に使った後、この内風呂に入ると温かいですよ。」なるほど。。。
21、隣の女性風呂から声が聞こえる。
⇒あちらは熱すぎて入れないらしい。
22、風呂から震えて出る。
⇒部屋に帰りがけにたいそうご立腹のお客さんを見かける。そりゃそうだろう。
23、朝、食事は8時で布団の片付けに7:30に来る予定。
⇒布団の片付け8:15。
24、食事の準備。
⇒8:40。
25、食事を終えて洗面台の泡ソープボトルに手を伸ばす。
⇒カピカピの泡でポンプの口が塞がっている。
26、思い切ってプッシュ!
⇒泡が壁に飛び散る。
27、チェックアウト。
⇒お詫びの言葉と5000円のキャッシュバック!
28、支払い済みであることを伝える。
⇒宿帳とにらめっこ。
29、ようやく確認して領収書を渡してもらう。
⇒領収書の宛名が他人。
30、「書き直すから」領収書を返す。
⇒宿帳とにらめっこ。
31、領収書待ち・・・
⇒チェックアウト客が並びフロントはもはやパニック!
とまあ、いろいろ楽しい経験をさせてもらった宿だ。
吉野では老舗の旅館だがもうひとつ大きな問題が。
温泉を謳っているがどうもこれが偽装だったらしく去年県から行政指導が入ったらしい。
宿側はポンプが壊れて温泉を引き上げられないということらしいがもうずーっと壊れているらしい。
パンフレットには「100%かけ流し」と書いているがその上が修正テープで隠している。
何の?
削ると「天然温泉」の文字。
結局水道水をかけ流ししていたようだ。
また、帰るときに部屋にきた担当のおばさんが「お風呂すいませんでした~、その点きっちりフロントに言ってってくださいよ。」
『私はお客さんの味方ですから』感を出していたが何で貴方がこちら側なのか疑問だ。
そもそも、「フロント係」、「客室係」、「風呂係」がまったく連携が取れておらず責任の擦り付け合いというか、担当外の事を聞くと「係りが違うからわからない。」とかそんなことばかり言われる。
自分は二度とこの宿を利用しないが一度はこういったオモシロ宿に宿泊する事をオススメしたい。
その時、ストレスはたまったが後で必ず良い思い出になる!(はず!)